醸音（かものね）マスカット・ベーリーA2023

【品種シリーズ】
日本のブドウで造る品種の特徴を活かした日常の食事に寄り添う優しいワイン

マスカット・ベーリーAは、国内の赤ワインで一番多く造られている日本固有の品種で、日本ワインの父、川上善兵衛さん作出のブドウです。ワイン用品種としてOIV（国際ブドウ・ワイン機構）にも登録されています。

このワインは国内産ブドウ100％で醸造しています。

ブドウは除梗破砕のあと、清潔なステンレスタンクへ果実丸ごと移送し、ブドウの熟度に合わせて乾燥酵母を選抜し醗酵させます。醸造スタイルは「バランス重視」です。

アルコール醗酵中は、味わいのバランスを意識しながら過度な成分（色素やタンニン）抽出をしないようルモンタージュで醗酵を促します。醗酵温度は25〜28℃です。アルコール醗酵後は、ワインを別のタンクに移動し残った果皮は圧搾して仕上げます。
圧搾後のワインはステンレスタンク内で冷却、澱下げ澱引きで清澄しタンク熟成後瓶詰めしています。

ライトボディで和食とも相性のよい万能な赤ワインです。